(C)クロムクロ製作委員会

2016年3月27日(日)。4月7日(木)よりTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ『クロムクロ』の先行上映会が、新宿バルト9で行われました。イベントでは第一話、第二話の先行上映に加えてキャスト、プロデューサーによるスペシャルトークショーも実施。ここではその様子をレポートします。


会場に選ばれたのは新宿バルト9の中でも一番大きなスクリーン、シアター9。開演の20時になると主人公・青馬剣之介時貞役の阿座上洋平さんによるアナウンスが流れ、「上映、推して参る!」の掛け声とともにイベントがスタート。まずは本邦初公開となる『クロムクロ』の第一話と第二話が続けて上映されました。物語については本放送を楽しみにしていただくとして、駆けつけたファンは、突如黒部ダムに現れた正体不明のジオフレーム(本作では、登場するロボットはジオフレームと呼ばれます)との攻防、クロムクロとジオフレームの激しくも美しい剣劇、剣之介やヒロイン白羽由希奈たちが大きな運命のうねりに巻き込まれていく様子などを堪能。またGLAYが奏でるオープニングテーマ「デストピア」、MICHIが歌い上げるエンディグテーマ「リアリ・スティック」も流れ、最後まで目が離せない先行上映となりました。

その後は主要キャストさんたちを迎えてのトークショーに。司会進行役を務めるプロデューサーの永谷敬之さん、青馬剣之介時貞役の阿座上洋平さん、白羽由希奈役のM・A・Oさん、ソフィー・ノエル役の上田麗奈さん、荻布美夏役の瀬戸麻沙美さん、白羽小春役の麻倉ももさん、プロデューサーでありP.A.WORKS代表取締役の堀川憲司さんが大きな拍手とともにステージに迎えられました。

「初主役ということもあり、とても思い入れのある作品です。力の入ったロボットアクションも見所です」(阿座上さん)

「いよいよオンエアが始まるんだなという嬉しさがあります。第三話以降いろいろなことが判明していくので、皆さんには早く続きを見てもらいたいです」(M・A・Oさん)

「劇場で観ると迫力がすごい! 音響にもこだわっているということを感じていただけたんじゃないかと思います。本編は、アクションはもちろん和やかな雰囲気のドラマもあり私も続きが楽しみです」(上田さん)

「オリジナル作品はキャラクターの関係性などがつかみにくい部分もあると思います。でも私は、第一話第二話を続けて観て『クロムクロ』の世界にすんなり入れましたし、たぶんそれは皆さんも感じていただけたと思います」(瀬戸さん)

「今まであまりロボットアニメを見たことがなかったのですが、『クロムクロ』を見てイメージがガラリと変わりました。特に戦闘シーンでは心が熱くなりました」(麻倉さん)

と感想を交えつつ挨拶。またキャスト陣からの
「映像、音楽のクオリティがとても高い」とのコメントを受けて堀川さんは…。

「企画が始まってから4年くらいが経ちました。ロボットアニメと言ってもP.A.WORKSらしい作品になると思います。また岡村(天斎)監督も『今まで見たことがないロボット作品にしたい』と試行錯誤しており、先行上映の映像を観ても、それに応えるようスタッフも頑張っていると感じています。ただ放送が始まったら、このクオリティで毎週納品しないといけないと思うと恐ろしくもあり、ここで終わってくれないかなとも思います(笑)」

これには会場も笑いに包まれました。さらに永谷さんからの「なぜロボットモノに挑戦を?」という質問に堀川さんは、「アニメーションの王道であるロボットモノをいつかやりたかった。戦闘シーンも手を抜かず、最後までやりきりたい」と力強く宣言をしていました。

その後はスクリーンに第一話、第二話の場面を映しながらトークが続き、舞台が富山県であるという話題に、富山県出身の上田さんが反応。

「富山はいつも曇っている印象があります」(永谷さん)

「日本海側なので湿気も多く曇っていることが多いのですが、晴れたら本編でも出てきたような真っ青な空が見られます!」(上田さん)

「第一話、第二話で出てきた場所はどこか分かりますか?」(永谷さん)

「これは神通川ですね!(キッパリ)」(上田さん)

「常願寺川かもしれない…」(堀川さん)


などの掛け合いもあり会場を湧かせていました。

それぞれのキャラクターについては…

「由希奈は地形とダムが大好きな子。ボヤっとしているところもありますが、可愛らしい女の子。母親の白羽洋海(CV.東條加那子さん)は由希奈とは性格が逆で、バリバリのキャリアウーマンですね」(M・A・Oさん)

「美夏は由希奈の幼馴染でイマドキの女の子。由希奈に対しては『まあまあとなだめる』お母さん的な一面を見せることもあるんです」(瀬戸さん)

「ソフィーは由希奈や美夏より年下ですが、飛び級をしているので由希奈たちと同学年。頭がよくて冷戦沈着な反面、由希奈たちのことを『この人たち大丈夫かな?』と思っている節もある(笑)。でも年上には敬意を払わなくてはいけないという気持ちもあるんです。あとセバスチャンという執事が出てきますが、どういう人物なのかはこれから徐々に明らかになります」(上田さん)

「第一話、第二話ではあまり出番の無かった小春ですが、由希奈の妹で小学三年生。お母さん(洋海)の兄である(薬師)和尚の所で由希奈と一緒に暮らしています。コジョという名前のペットのオコジョと一緒にいることが多く、ほのぼの担当ですね。でも意外としっかりしていて、実は時代劇が好きという渋い趣味を持っています」(麻倉さん)

とのこと。第三話以降に登場シーンが多い小春について、「ネタバレを言ってしまったらどうしよう?」と心配する麻倉さんに対して、瀬戸さんから「大丈夫、その時は阿座上さんが切腹してくれるから!」と絶妙な合いの手を入れる場面もあり、キャストの皆さんの和気藹々とした雰囲気が伝わってきました。

一方、切腹を迫られた阿座上さんは「第三話以降、日常に馴染んでいく剣之介にも注目してもらいたいです。また戦闘シーンも、ビームや必殺技が出てこない泥臭い戦闘が魅力です」とコメントしていました。

また永谷さんの「トム・ボーデン(CV.木村良平さん)は、今までのP.A.WORKS作品の中で一番口が悪いキャラクターかもしれない」という発言に対して、「でも木村良平さんは楽しんで演じていただいているみたいです(笑)」(堀川さん)という答えもあり、メイン以外のキャラクターたちの活躍も注目です。

トークショー後は抽選会に。来場者の中から抽選で5名の方に、イベントに登壇したキャスト5名のサインが入ったポスターがプレゼントされ、会場は大いに盛り上がっていました。

最後は

「第一話、第二話は戦闘が中心ですが、これからP.A.WORKSらしい牧歌的なロボットアニメになっていく、かもしれません。最終話まで現場も頑張りますので、最後まで応援よろしくお願いします」(堀川さん)

「第一話、第二話を見て感じられたと思いますが、戦闘シーンはすごい迫力。また映像がとても綺麗で細かいところまでチェックしてもらいたいですね。一話も逃さず見てもらいたいです」(麻倉さん)

「いろいろなところが気になる作品だと思いますが、第三話以降はもっと見所が増えていきますので、いろんな場所に注目してください」(瀬戸さん)

「オリジナル作品ということで、原作がある作品とはまた違った集中力、繊細さを持ってキャラクターに向き合っています。またキャスト陣もそうですが、スタッフの皆さんも熱い気持ちで作品に向き合っているんだなと、アフレコを通しても伝わってきています。ぜひ最後まで彼ら彼女たちを見守っていただければと思います」(上田さん)

「回が進むにつれて登場人物が増え、いろいろな物語が膨れあがっていきます。由希奈ちゃんをはじめ、みんなが剣之介さんと関わっていくにつれ、どう成長していくのか、どう変わっていくのか見守っていただければと思います」(M・A・Oさん)

「第一話、第二話では気の抜けない緊張感のある戦いが続きますが、第三話以降はP.A.WORKSさんらしい人間ドラマ、日常パートが繊細に描かれています。そちらも楽しんでいただきつつ、剣之介というキャラクターが周りのキャラクターにどう影響を与えていくのか、逆に剣之介は周りのキャラクターたちからどういう影響を受けるのか、というのを楽しんでもらえたらと思います」

と、締めの挨拶があり、約二時間、内容の濃い「『クロムクロ』第一話、第二話先行上映会~劇場で参る!~」は終了となりました。

プレゼント企画

阿座上洋平さん、M・A・Oさん、上田麗奈さん、瀬戸麻沙美さん、麻倉ももさん
サイン入りポスター 5名様にプレゼント!

今回のイベントでは、ご来場いただいた方の中から抽選で5名様に、イベント出演者5人のサイン入りポスターが当たる抽選会を実施いたしましたが、ご来場になれなかった方にも、プレゼントをご用意いたしました!

イベントでのプレゼント同様に、阿座上洋平さん、M・A・Oさん、上田麗奈さん、瀬戸麻沙美さん、麻倉ももさんのサインの入ったポスターを、抽選で5名様に差し上げます。


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応募方法

下記応募フォームより応募ください。(QRコードからもフォームへアクセス可能です)
http://pc-ent.jp/entry/tj67e9ptk/



応募締め切り

2016年4月7日(木) 23時59分

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